ここは音楽制作サークル"VARS"のウェブサイトです。
YOU ARE HERE : TOP >>> WORKS >>> MIRAGE



 
札幌の音楽制作集団"I've"の高瀬さんではなく、あえて中沢さんのサウンドの影響されてみた作品。タイトル曲でもある本楽曲の歴史は長く、制作に着手したのが2004年、デモ版の完成が2005年。それから幾度ものブラッシュアップを重ね、2009年、ようやく皆さまにお披露目できる形になりました。
 
「変わり行く街並みと、変わり行く人の心の物語」をコンセプトにした歌詞は、外語大学日本語学科の岬双葉の書き下ろし。切なくも温かい、ちょっと泣けるお話です。ぜひCDをお求めになり、ブックレットをご覧ください。
 
ここで少しテクニカルなお話をしましょう。音楽制作をされている皆さんはご存知の通り、コンプレッサーを使う際の方法と1つとして、録音するときにコンプの効果も一緒に収録してしまう「かけ録り」というものがありますよね?『Mirage』を含め今回のCDに収録されている全ての曲は、ボーカルパート以外の全パートで「かけ録り」を行いました。
 
ただし、それはコンプレッサーではありません。リバーブです。録音の段階でリバーブをかけてしまい、その後のミックスでは一切リバーブを使わない。通常の音楽制作では決して考えられない方法での制作を試みました。なぜこのような方法を取ったのか?と聞かれれば、少々返答に困ってしまいます。「面白そうだったから」以外の理由が存在しないからです(笑)
 
Lyric : Futaba Misaki Compsose & Arrange : Naoya Karato Vocal : ANE
 
中田ヤスタカのサウンドを真似てみようとして、結局あまり真似にならなかった作品。とりあえずボーカルパートを含めた大半のトラックにWAVESのマキシマイザーを挿してみました。理由は「面白そうだから」です(笑)

またダンスミュージックでは「キックとベースはセンター」が鉄則ですが、この曲では2種類のベースを左右から鳴らしています。右から中心から左からずっしりとした低音に包まれるサウンドを体験して頂けます。
 
中田サウンドを目指したエレクトロ調の曲ながら、ドラムパート以外は全て「手弾き」という超アナログな曲だったりします。クオンタイズをかけるのは嫌だったので、正確なタイミングで目的の音を鳴らせるまで何度も録り直しました。そういえばYMO時代の坂本教授は、まるで自動演奏かのように機械的にシンセを弾ける人だったという逸話があります。事実、『Technopolice』のシンセリードは完全なる「手弾き」なんだそうです。凄いお方です。
 
Lyric : ANE Compsose & Arrange : Naoya Karato Vocal : ANE
 
実に軽快でHappyなラウンジポップです。2004〜6年頃の中田ヤスタカを目指したつもりでしたが、無駄にブラス音色などを追加してしまったため、やはり失敗に終わっています。

特筆すべき点はキックにTR909系以外の音を使っていることでしょうか。実はウチとしては初めてなんです(笑)でも最後にはしっかりと「4つ打ち」になっています。こんなところに"VARS"スピリットを見出して頂けると幸いです。
 
本楽曲の原曲はニコニコ動画にアップされています。ボーカルから打ち込みまで全てANE1人で行った作品で、独特の世界観が溢れる魅力的な曲になっています。ぜひこちらも聴いてみて下さい。
 
Lyric : ANE Compsose : ANE Arrange : Naoya Karato Vocal : ANE
 
使用音源、SC-8850。
使用ソフト、Cherry。

以上。
 
ボーカルやアウトロの声ネタを除き、ROLAND社のSC-8850縛りで制作しました。使用したエフェクトも全て8850に内蔵されているものです。そしてシーケンサーはフリーソフトのCherry。唐戸直也が音楽制作を始めたばかりの頃の環境で、初心を忘れずコツコツ打ち込みに励みました。
 
原曲は高瀬一矢(I've)編曲の『Light colors』。ソフトハウス"key"のアドベンチャーゲーム『智代アフター』のオープニングテーマです。"key"と言えば音楽にも多大な力を入れているメーカーで、よく自社の楽曲に民族調のアレンジを施します。今回の"VARS"リミックスでもその点を意識してみました。

Lyric : Jun Maeda Compsose : Shinji Orito Arrange : Naoya Karato Vocal : ANE